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アクセスランキングと購入ランキングの違いと使い分けプレイブック
アクセスランキングと購入ランキングは「見せるべき商品」が違います。この記事では、両者の目的と指標の違いを整理し、トップページとコレクションページでの使い分け方を実務レベルで解説します。

結論:迷ったらトップはアクセス、購入導線では購入ランキングを使う
アクセスランキングと購入ランキングは、どちらが優れているかではなく「どの場面で使うか」がポイントです。迷ったら次の基準で選びます。
- トップページ:まずはアクセスランキング。今まさに関心が集まっている商品を見せ、回遊を増やします
- コレクション一覧:アクセスランキングで「どれから見るか」を誘導しやすくします
- 商品詳細の下/カート近く:検討を後押ししたいので購入ランキングを優先します
- セール・特集ページ:売り切れリスクも踏まえ、在庫と組み合わせつつ購入ランキング中心に配置します
このあとで、両者の目的とデータの違いを整理しつつ、「いつ」「どこで」出すと売上に効きやすいかを具体的に見ていきます。
アクセスランキングと購入ランキングの目的の違い
- アクセスランキング:
- - 目的:人気・話題性の可視化によって「とりあえずこのへんを見てみよう」と興味を喚起すること
- - 指標:商品ページの閲覧数、セッション数などの「見られた回数」ベース
- - 強み:新商品やコンテンツ映えする商品を前面に出しやすく、ストア全体の回遊を増やしやすい
- - 弱み:閲覧は多いが売れていない“なんちゃって人気商品”が上位に残ることがある
- 購入ランキング:
- - 目的:「売れている実績」を見せて、購入を後押しすること
- - 指標:注文数、販売数量、売上金額などの「買われた回数/金額」ベース
- - 強み:検討中のユーザーに対して「みんなこれを買っている」という強い説得材料になる
- - 弱み:過去の売れ筋に寄りがちで、新商品やニッチカテゴリが埋もれやすい
整理すると、アクセスランキングは「興味を広げるレーダー」、購入ランキングは「最後のひと押し」です。同じ“ランキング”でも、担っている役割がまったく違います。
トップページとコレクションでの使い分け

実際のレイアウトでは、「ユーザーが今どの段階にいるか」を基準に出し分けます。トップページとコレクションページに分けて整理します。
- トップページ:まずはアクセスランキングで入口を広げる
- - 新規ユーザーが多く、「何があるサイトなのか」をざっくり把握したいフェーズです
- - ヒーローバナー(メインビジュアル)のすぐ下にアクセスランキングを置くと、「今人気のカテゴリ・商品」が一目で分かり、回遊が増えやすくなります
- - セール期や特集時は、バナー下をアクセスランキング、少し下の位置に購入ランキングを置き、「話題」と「売れ筋」を両方見せる構成も有効です
- コレクションページ:アクセスランキングで“見る順番”をコントロール
- - すでにカテゴリを絞った状態なので、「この中でどれから見るか」の比較フェーズです
- - コレクションの上部にアクセスランキングを差し込むと、「まずはこのあたりをチェックしよう」という導線をつくれます
- - 絞り込み・ソートの近くに置けば、ユーザーが迷ったときの“準拠点”として機能します
- 購入ランキングは「決めきれない人」のそばに置く
- - 具体的な検討が進んだ人の近くに配置します
- - 例)商品詳細ページの下部に、同カテゴリの購入ランキングを表示
- - 例)カートページに「同じカテゴリでよく一緒に買われているアイテム」=購入ランキングを出す
ページの上流(入口)ほどアクセスランキング、下流(購入直前)ほど購入ランキング、というイメージで分けると設計しやすくなります。
いつどちらを選ぶか:状況別の考え方
- 新商品を強く見せたいとき
- - アクセスは集めやすいが、発売直後は購入データが少ないことが多いです
- - まずはトップページ・関連コレクションでアクセスランキングに乗せ、閲覧を増やしてから、売れ行きがついてきたタイミングで購入ランキングでも上位表示される流れを作ります
- リピート商材・定番商品のEC
- - 「みんながいつも買っているもの」がそのまま価値なので、購入ランキングの説得力が非常に強いです
- - トップページの中段以降に、カテゴリごとの購入ランキングを一覧で見せると、迷わず定番をカートに入れてもらいやすくなります
- トラフィックは多いがCVRが伸びないとき
- - アクセスだけが集まっていて、購入に繋がっていない可能性があります
- - 入口にアクセスランキングを出しつつ、商品詳細下やカート近くに購入ランキングを追加し、「どれを買えばいいか分からない」を解消します
- SKU数が非常に多いストア(アパレル・総合通販など)
- - 単純な並び替えでは“埋もれる商品”が多くなります
- - 上流:カテゴリTOPでアクセスランキングを大きく見せて、トレンドを把握しやすくする
- - 下流:絞り込み後やサイズ選択後に購入ランキングで“無難な選択肢”を提示する
「どちらか一方」ではなく、ユーザーの検討フェーズに応じて両方を配置する前提で考えると、ランキングブロックの価値が最大化しやすくなります。
RecoBoostでアクセス・購入ランキングを柔軟に出し分ける
RecoBoost では、アクセスランキング(閲覧数ベース)と購入ランキング(売上・購入数ベース)をロジックとして切り替えながら、ブロック単位でトップページやコレクションに配置できます。
- Shopify管理画面の アプリ → RecoBoost を開き、レコメンドブロックを新規作成
- ブロックの表示位置で トップページ or コレクションページ を選択し、入口にはアクセスランキングを設定します
- 別ブロックを作成し、レコメンドロジックで 購入ランキング を選択して、商品詳細ページ下部やカート近くに配置します
- 公開前に プレビュー で表示位置と見え方を確認し、スマホ表示でのスクロール量もチェックします
まずはトップページにアクセスランキング、商品詳細下に購入ランキングという最小構成から始め、クリック率やコンバージョンを見ながら配置や範囲を調整していくのがおすすめです。
